2015年9月2日水曜日

刺繍糸の扱いについて

昨日は刺繍糸の品質について書きましたが
今日は刺繍糸の扱いについてです。


私の手毬の動画を短縮版ではなく
準備編から番号順に製作者希望者向けに
長いバージョンで見ていただいている方には
その中で既に解説済みです。


ですがここ10年くらい
刺繍糸の扱いについて出版されているテキストでも
え?!?!と思う物が多くなってきていますので
改めて解説したいと思います。


まず、刺繍糸ですが、
かせになったタグをはずします。
その後なのですが、私が見た解説の中には
輪になっている部分の1箇所を切る
このように解説したものがありました。
およそ1mの多くの糸が出来上がります(5番刺繍糸の場合)
これをしてしまうと、通常のかがり(ステッチ)の時は問題ないのですが
帯に使用したいときや、糸を巻く作業だけで模様を作る作品
これらの時に糸が短く困ります。
ですから必ず輪になっている糸は糸巻きに巻き取って使用してください。


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また いろも(しつけ糸)を使用する場合も糸巻きや
紙などに巻き取って使用してください。
現在の私は仕付け糸を手毬に使用していませんが
母や祖母は手毬の土台の糸として使用していました。


洋裁のテキストを見ますと仕付け糸を使用する場合
タグをはずした後、輪を切り、長い糸束を紙で巻いて・・・
このように書かれています。
洋裁で使用する場合はこれでも問題ないと思いますが
手毬で使用する場合は、使用方法が違いますので
糸は必ず糸巻き(広告の紙やたたんだコピー用紙でも可)に巻いてから
使用してください。


5番刺繍糸は私は手首に引っ掛けるだけで巻き取りますが
糸によってはその方法ですと上手にできない物もありますので
かせくり器で巻きとるのが良いと思います。


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25番刺繍糸の扱いですが
これもびっくりしたのが
1本ずつ抜き取る
と説明されていること。
使用するのに1mくらいの糸でしたら何とかできなくも無いですけど
糸がからみ使用しにくくなる危険性がとても高いです。


また帯に使用したいから1かせの糸を全部分けたい
そのような場合、絶対にからみます。
私でもそのような方法ではきちんと扱える自信はまったくありません。


ではどうすれば良いか?
通常の製作の場合、まず1mに糸を切ります。
6本の糸を半分の3本に分けます。


糸端を3本に分け、左手で糸を半分に割り
右手でよりを戻しながら3本ずつ2組に分けます。


通常、手毬で私は3本あわせで模様を作りますので
3本に分けた1本を糸巻きに巻き取り収納します。
もう片方の3本を今と同じ方法で1本ずつに分けます。
それぞれを1本にした後、3本に再びあわせ
3本の糸が平行になるように模様を作ります。
途中で糸を平行にするのが難しくなったら
いったん針をはずし、糸をきちんと戻してから続きのステッチを行います。


刺繍糸を帯等に使用するために1カセ全部を分けたい場合は
まず、糸巻きに糸を巻き取ります。
この時使用する糸巻きは、市販されている糸が巻いてあった糸巻き
木綿糸や絹糸を縫い糸として購入したとき
紙の糸巻きに巻かれて売られていますよね。
この糸巻きを使用するのがベストなのです。

サイズ的に言って糸に変な癖がつきにくいです。
中国製のプラスチック糸巻きで3cm角くらいの物を
刺繍糸の収納に・・・と販売されていますが
私はお勧めしません。
なぜなら糸に巻き癖がつき、扱いにくくなるからです。


国内で販売されている紙の糸巻き
これがベストな理由はサイズの問題もありますが
もう1点は糸をひっかける切込みが入っているからです。
これは非常に重要な役目をします。


残念ながら糸巻きが無い
そのような方は、広告の紙などをたたんで
適当に作っていただくのが良いと思います。


糸巻きに刺繍糸を1カセ(使いかけでもしかるべき長さがあれば良い)
巻き取ります。
1mに切って糸をほぐしたときと同じように
3本ずつに分け、糸を割ります。
2つの糸山ができていきます。
途中で糸のよりがまとまりすぎて扱いにくくなります。
そうなりましたら一度糸を糸巻きの切り込みにひっかけ
完全に糸のねじれが無くなるまで糸巻きを空中で回転させ
糸の状態を整えてください。

猫が家にいるお宅は、猫注意報発令中となります(笑)
これを数回繰り返し、糸を3本ずつに分けます。


3本の糸山が2個できましたら1つは巻き取り収納保存してください。
もう一つの糸山は、切込みが入っている糸巻きに巻き取ります。
1本ずつ同じ要領で糸を分けます。


これらを使用中の糸巻きとは別の糸巻き(たたんだコピー用紙でも可)
に巻き取ります。
1本の糸が巻かれた糸巻きが3個出来上がります。
この糸を3本まとめて針に通し帯等に使用します。
3つの糸巻きに分かれていますので
途中で糸が平行にならなくなったら整えながら使用します。


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